ベンチャーと普通の企業の大きな違い

実のところ、「ベンチャー企業」の厳密な定義はありません。そのため、これと普通の企業とを明確に区分する定義はなく、ベンチャー企業もまた、普通の企業に含まれるものと考えることができます。ただし、多くの定義においては、その精神性を普通の企業との大きな違いとして見なすことが多いようです。

その精神性とは「成長志向」のことです。つまり、ベンチャー企業とは、その時点で急成長しているビジネスモデルに便乗し、リスクを背負ってでも企業としての成長を優先する傾向があり、その精神性こそが、最大の特徴と言えるのです。
そのため、事業に成功すれば急成長しますが、失敗すれば倒産するというハイリスク・ハイリターンの経営モデルとなっています。

一方、普通の企業の場合は、まず倒産を避けるという経営モデルがあり、それを前提とした資金の調達や事業の拡張が行われます。そのため、ベンチャー企業のように爆発的な成長を遂げることはありませんが、逆に一気に経営が傾き、倒産に追いやられるということもないのです。どちらの経営スタイルが良いかは、人それぞれであると言えるでしょう。